<ぶらり沖縄>
今回の訪問で琉球王国のグスク及び関連遺産群(5つのグスク)を制覇!
<琉球王国のグスク及び関連遺産群>
沖縄にある多くのグスク(城)及び遺跡の中から、
5つのグスク(首里城、中城城跡、座喜味城跡、勝連城跡、今帰仁城跡)と、
その関連遺産の4つの遺物(園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽)が
第24回世界遺産委員会会議で2000年(平成12年)に世界遺産登録されました。
これらの公式名称は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」といいます。
「グスク」とは琉球時代に農村を基盤に成長した豪族たちの城塞のことと考えられていて、
こういった建造物や遺跡を訪れると、
周辺諸国との交流で発展してきた唯一無二の琉球の歴史や文化にひたることができます。
<今帰仁城跡>
他のグスクの城壁は珊瑚の石灰質が堆積してできた
加工しやすい琉球石灰岩で築かれているのに対し
今帰仁城は敷地内から採れた古生代石灰岩と呼ばれる堅い石が使われているそうです
・・・約1.5kmにもおよぶ城壁は自然の地形にあわせてつくられた美しい曲線・・・
しなやかさを感じさせる魅力的な曲線美の城壁です。
まるで万里の長城のようですね。

※久しぶりにのんびりと散策できました
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今帰仁城跡 |
琉球王国成立以前に存在した王国
北山の王城
10の郭をもち首里城に匹敵する規模
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城壁 |
城壁は石の自然な形を利用して
積み上げる「野面積み」だそうです。
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平郎門 |
今帰仁城の正門
左右に狭間があり
天井に大きな一枚岩をのせた正門
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七五三の階段 |
平郎門から城郭内中心部へまっすぐ進む道
踊り場を挟みながら
3段5段7段と階段が繰り返される
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御内原 |
城内で最も神聖な場所
眼下には大隅やうねるように続く城壁
東シナ海が広がっています。

城内で最も神聖とされる御嶽 |

主郭 |
城内で最も高い位置にあり
火の神の祠や灯篭があり、
神聖な雰囲気を醸し出しています。
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志慶真門郭 |
主郭の西側の低い位置にある城郭
家臣など城主に仕えた人々が住んだ
と考えられています。
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